揉み方のコツ

 

では足ツボ健康法を上手に行うコツについて説明しましょう。まずは手の形と力の入れ方についてです。

 

はじめに足裏の健康チェックを行って、今度はしこりを揉みつぶしていくための手の形です。方法としては、こぶしを握った状態で、ひとさし指の第二関節と中指の第二関節を使うようにすれば力が入りやすくていいと思います。

 

摩擦で皮膚に負担をかけないようにするには、ハンドクリームなどを使えば滑りが良くなります。これは特に高級なものでなくても構いません。

 

足の裏は結構力を入れて揉んでも大丈夫ですが、足の内側や外側、かかとの部分は逆にデリケートな部分となるので、はじめは親指だけで優しく押すようにした方がいいでしょう。
次は指の関節をグッと押し込むように力を入れて、上(心臓)に向かって揉み出すように押します。大体1ヶ所を3cmの範囲で3回揉み、順に少しずつ位置をずらして同様に小刻みに揉んでいきましょう。

 

揉む順序は、まず左足から始めます。これは心臓の反射区が左足にあって、はじめにその機能を高めておく狙いがあります。

 

土踏まずから足の内側にかけては腎臓、輸尿管、膀胱、尿道のツボがあり、この部分は足裏健康法では基本的なゾーンとなります。こうして足ツボ健康法を30分続けるようにすると、身体の血行が改善されて、老廃物の排泄も促されます。